メモ工房のBlog

メモ帳オリジナル、メモ帳印刷、ブロックメモは大日三協【メモ工房】のスタッフブログです。

ノート・レポート用紙のデザインを検討なさる際に
「中身のデザインは何を選べるの?」とご質問いただく事があります。


reportpad-thum001-500x333

おそらく「方眼」「罫線」だけを印刷したノート用の紙を在庫していて、
そこに社名・ロゴを入れたりするイメージなのかと思います。

しかし、弊社の場合、真っ白な紙に
「方眼」「罫線」などを一から印刷します。
そのためどんなデザインでも、
黒(グレー)以外の印刷色でも対応できます。

また多少お時間を頂ければ、作成する製品・仕様に合わせて
以下の入稿用データをご用意することも可能です。

・方眼(例えば、3㎜、5㎜、10㎜幅など)
・罫線(例えば、5㎜、6㎜、7㎜、8㎜幅など)
※ごく一部の罫線仕様を除き、弊社サンプルはありません。

ちなみに中身のデザインは、
方眼・罫線以外でも印刷が可能です。(当然印刷なしも)

例えば中綴じノートの場合、全ページ別デザインにして
キャラクターの塗り絵を製作することが出来ます。nakatoji-note_sample
※別途要お見積り。見開き2ページ分を繋げたデザインは不可となります。

他にもノートについては、メモ帳用の糊止め(天糊)の技術を生かした
切り離しができるオリジナルルーズリーフの中身も製作可能です。
※弊社サンプルはございません。

上記ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。↓

今年も一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

「コート紙135kg、上質紙70㎏、カード紙310g/㎡の『この数字と単位』はどんな意味があるのだろう?」
弊社のメモ帳・ノートを含めて印刷関係の見積書・仕様を見ると材質の紙のうしろに「謎の数字と単位」の記載があるかと思います。印刷に関連する業界では常識ですが、印刷物や紙ノベルティに、まだあまり詳しくない方に紙の「数字」についてざっくりご説明します。

実はこの数字は「紙の厚みの目安」を表すものです。「kg」は同じサイズの紙(四六版788×1091㎜、菊判636×939㎜、A判625×880㎜など)を1000枚重ねた場合の「重さ」を表します。g/㎡(ベイツボ)は「1平方メートルあたりの紙の重さ」です。それならば「1枚当たり何ミリ厚」で記載してもらった方が分かりやすいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし詳しくは割愛しますが、それはそれで作業工程上、問題が発生する部分も出てくるのです。
紙の商取引、作業を円滑に進めるための記載だとお考え下さい。(そもそも紙をミリ単位で表記されても、ほとんどの方はピンとは来ないはずですw)上記の数字は「紙の厚みの目安」だという事が何となく分かっていれば、詳しくは忘れてしまって大丈夫です。
尚、弊社通常仕様のメモ帳・ノート類は、見栄え(全体のバランス)と使い勝手、コストを考慮して、以下の紙を使用しています。

表紙に使用する紙
・カード紙310g/㎡(紙、印刷業界ではカード紙(厚紙)は基本的にg/㎡で記載)
1枚の紙の厚みは約0.3ミリです。(紙の銘柄によって、厚みは若干異なります。)
一般的に販売されるノート、紙器(紙の箱)などでよく使用される厚みです。
中綴じノートの表紙、厚みのあるメモ帳や表紙に抜き加工があるメモ帳の表紙(デスクメモなど)に主に使用します。
・コート紙135kg (紙、印刷業界ではコート紙は基本的に四六判換算で記載)
1枚の紙の厚みは約0.13ミリです。
一般的なパンフレット、ポスターなどでよく使用されます。
折れ曲がりにくさとコストのバランスを考慮して、特にくるみメモの表紙に使用しています。

本文(中紙・メモ部分)に使用する紙
・上質紙70㎏ (基本的に四六判換算で記載)
1枚の紙の厚みはおよそ0.1ミリです。
ノートの本文、キャラクターグッズの市販品などでよく使用されます。
以下の上質55㎏と比べると、わずかに厚みがあるため、触ってみると質が良いようにも感じます。
・上質紙55㎏ (基本的に四六判換算で記載)
1枚の紙の厚みはおよそ0.08ミリです。
ノベルティなどを含めて安価なメモ帳でよく使用されます。
上質70㎏より薄いですが、ガンガン使えるという意味では、薄い方が使い勝手が良かったりします。
薄いため裏に文字が透けて見えるのでノート製品の本文使用には向きません。て見えるのでノート製品の本文使用には向きません。

以上のように、標準は上記の紙を使用します。
ご説明はしましたが、上質紙55kgの0.08㎜厚と上質紙70㎏の0.1㎜の違いは触ってみると違うのですが、数字を聞いただけではピンと来ないはずです。弊社通常サンプルはもちろんご覧頂けますし、その上で「もう少し紙を厚くしたい」「高級感を持たせたい」などのご要望も承ります。
また具体的な製作の可能性が高まった時点でご相談を頂ければ、紙のサンプルをご覧いただくことも可能です。
その際は、お気軽にご相談ください。
※ふせんなど一部商品については紙の変更は承れません。何卒、ご了承ください。

「大量に作りたいんだけど、
最もリーズナブルなメモ帳ってどんなもの?」
お客様に時折ご質問いただくのですが、
その答えは「天糊メモ」です。

底紙の台紙だけをつけた、表紙もない・側面印刷もない
片方の(一辺)を糊づけしてまとめたメモ帳です。

こちらは、
A6サイズ(105×148㎜)程度であればメモ帳仕様、
82×170㎜の横長サイズであれば一筆箋仕様、
A4サイズであればレポートパッド仕様、
といった仕上がりになります。

ごく稀に「そんな簡単な仕様で寂しくない?使えるの?」と
仰る方もいるのですが、
実際にご注文いただくことも多い人気製品の一つです。
デザインや用途でリーズナブルかつ
とても使い勝手良いものとなります。

例えば、本文(メモ部分)のデザインを「伝言メモ」にして、
下部に社名・ロゴなどを載せれば、無意識に目が行きます。
不動産関係、保険関係など店舗型・代理店型の
お取引先が多い場合、
伝言なども多く、デザインによって便利なメモとなるはずです。
最近ではクリニックでご使用になる事例も増えてきています。

design-kurumi-memo-003-03

また社内用の打ち合わせ・セミナーなどのご用途として、
同様に上記のレポートパッドサイズも便利です。
罫線・方眼などもご希望の仕様で印刷・デザインができます。
(余談ですが、弊社オリジナル品は基本的に
罫線・方眼なども白い紙に一から印刷します。
そのため罫線や方眼の幅もご自由にデザインが可能です。)

design-kurumi-memo-002-02-500x353

特に伝言メモ型は評判の良い仕様の一つとなります。
簡易なテンプレートでしたら、弊社でもご用意は可能です。

尚、天糊メモは最小綴り枚数30枚、
最小制作ロット500冊となります。

その他、キャラクター等を使った型抜き(ダイカット)の天糊メモ、
400枚綴りの厚みのインパクトがある天糊メモなど
様々なご用途、形状で製作が可能です。

katanukifusen-daishi-hint01-04-500x353

お見積りご希望、お問い合わせなどございましたら、
お気軽にご相談ください。


このページのトップヘ