「のし」とは、もともとは鮑(アワビ)を薄くのして干したもの。贈答用の包装紙の上から右上の位置に貼り神仏にお供えするというものでした。その起源は2000年以上も前に遡るともいわれ、鎌倉時代の「吾妻鏡」などの歴史書にも熨斗あわびは登場。すでに慶事には欠かせない縁起物として認識されていたことが分かります。
ごあいさつの品物に付き物の「熨斗紙(のし紙)」。そもそも何?
「のし」とは、もともとは鮑(アワビ)を薄くのして干したもの。贈答用の包装紙の上から右上の位置に貼り神仏にお供えするというものでした。その起源は2000年以上も前に遡るともいわれ、鎌倉時代の「吾妻鏡」などの歴史書にも熨斗あわびは登場。すでに慶事には欠かせない縁起物として認識されていたことが分かります。